センターではサマースクール、公開講座、コンテスト、展示会など様々な教育・文化イベントを運営している。
「文化の普及」はアジア研究センターの主たる目的ではないが、これらの活動はセンターにとって非常に重要なものだと考えられている。センターはリトアニアの文化的な機関や学生サークル「橋」「韓流」「Wú Wéi」などと協力している。
VMUアジアウィーク
スピーチ・朗読コンテスト
センターでは東アジア言語学習者の上達を促すため、毎年スピーチコンテスト及び朗読コンテストを行っている。
2010年3月にはビリニュス大学・クライペダ大学と協力し、国際交流基金助成の下、第2回リトアニア日本語スピーチコンテストを開催した。参加者は日本語の短いスピーチを行い、審査される。審査員は、明石美代子リトアニア在日本国大使(当時)、国際交流基金の小栗潔氏、各大学の代表者であった。
2013年には初めての日本語朗読コンテストを開催。テーマは「日本語で語る日本とリトアニアの昔話」。以降、朗読コンテストへの関心が高まり、毎年行われることとなった。
2014年以降は日本語のスピーチ・朗読コンテストの盛り上がりを受け、韓国語と中国語のスピーチコンテストも行われている。
Time for Asia
Time for Asiaは政治、社会、経済など様々な分野における昨今のアジア地域の問題に関する公開講義である。現代中国、韓国、日本の主要な問題や東アジア地域の重要性について、社会的理解を高めることを目的としている。学期中、定期的に行われ、講義は一般向けに公開されている。